男と女というのは、この上なくおそろしい間柄なのよ。

男と女というのは、この上なくおそろしい間柄なのよ。

『華岡青洲の妻』有吉佐和子 著[新潮社]の小陸のセリフより言い換え
出典:http://www.shinchosha.co.jp/book/113206/

[eyes.+編集部より]
 この名言の基になったのは、『華岡青洲の妻』(有吉佐和子 著)に登場する小陸のせりふ。小睦は、世界初の全身麻酔による乳がん手術を成功させた華岡青洲の妹で、麻酔剤を完成させるために人体実験に身を捧げた、青洲の妻と母の姿を静観しつづけた人物。
 ふたりの醜い争いに、彼女はぴしゃりと言い放つのです。

二度と女には生まれ変わりとう思いません
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 女はなぜ、助けあえないのか――。
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 ベストセラーとなった『格付けしあう女たち』の著者、白河桃子さんは、その根底には、「社会的な成功」と「女としての幸せ」の狭間で葛藤する、現代女性の生き辛さにあると分析しています。

 陰で夫を支えることが「女としての幸せ」だった加恵の時代も、女性としての選択肢や生き方が多様化した現代も、そしてこれからも、「張り合って、比べることで、自分の幸せの割合を確かめる」、それが女性という生きものなのかも知れません。

 青洲を取り巻く女性たちの生きざまは、変わらない女性の本質と、女としての幸せの在り方を改めて教えてくれているのかもしれません。

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