だれもが社会の輪の中で生きられるように。女優・菊池桃子【後編】

このエントリーをはてなブックマークに追加

TKY201310040810

出典:http://n-jinny.com/

前回は、菊池さんが子育てと向き合う中で、声を上げねばならないことに気がつき、実現するための決意と実行する勇気を見つめました。今回は、発信することの重要性についてみつめます。

今と、これから
自分自身の新たな可能性とともに、気づいたことはどんどん発信していきます

 菊池さんは、雇用政策を専門的に学ぶ中、すべての人々を社会の構成員として包み込んで支え合う、「ソーシャル・インクルージョン」という概念に出合います。

 菊池さんは、安倍政権の「1億総活躍社会」の実現に向け、政策を話し合う「1億総活躍国民会議」のメンバーに起用されましたが、そこでも「ソーシャル・インクルージョン」という〝排除される人をつくらない社会″を提案しました。

「多様性への理解でしょうか。欧州では幼い頃から移民や難民に接し、それが障がい者や性的少数者への理解にもつながっています。歴史的背景は違っても、日本社会も『仲間はずれ』をなくしてから『総活躍』の議論をするべきです
出典: http://digital.asahi.com/articles/ASHDV038HHDTUTIL06R.html?rm=536

 菊池さんは「1億総活躍」が「排除する人をつくらない社会」に近づくための手段を、こう述べます。

 

おとなになったら、そうそう新芽、新しい芽って、人として出てこないんじゃないかという思いもありました。ところが大学院に入ったら、『菊池さんって、後輩教えているときに感じるんだけども、教えるの向いているよね』とか。人にものを教えるのは好きかもしれないと、新芽が出るような気持ちを持ちました
出典:http://www.shigotonogakkou-navi.com/job_library/shigotonin/018

 子育ての悩みから社会構造への疑問が膨らみ、大学院での雇用政策研究へ。そして今では、その学びを活かした活躍をしている菊池さん。これからも、年齢に関係なく、自分への可能性を信じながら、よりよい社会の実現に向けて、積極的に発信し続けていくことでしょう。 

(山庭さくら)

キラリと輝く名言

eyesplus-kotoba_122

新たな “視点” で、
昨日よりもちょっといいワタシに。
―――― eyes.+

▶▶【前編を読む】:社会の冷たい風を実感したからこそ今がある。女優菊池桃子【前編】

【参考記事】
トレンドニュース
NHKニュース おはよう日本
J CAST会社ウォッチ
朝日新聞デジタル