「後悔するような生き方はしていない」再婚を経て、大塚寧々がたどり着いた家族の風景【前編】

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 今回は息子を連れての再婚を経て、新しい形の「家庭」を手に入れた大塚寧々さんの、妻・母・仕事人の3役を両立させるコツと、両立させることで一層深みを増している女優としての魅力について見つめます。

ワタシのあの頃
カメラマンを目指す女子大生が一転、モデルへ。女優デビューと結婚・出産、そして離婚

 東京で育った大塚さんは、高校時代に父の影響で写真をはじめ、日大芸術部写真学科に入学します。

カメラマンになりたいと思っていたのではなく、世界中を旅したいという気持ちが強かったんです。
出典:http://www.zakzak.co.jp/people/news/20130920/peo1309200730000-n1.htm

 しかしカメラマンの道の厳しさを心配した母が、雑誌の表紙モデルオーディションに応募してしまいます。
 モデルとして撮影されることで、カメラマンという職業の大変さを知ってほしいという親心でしたが、大塚さんは見事合格。モデルデビューを果たしました。
 カメラマンという「ものづくり」の夢を捨てきれなかった大塚さんは、女優業のオファーを断り続けます。
 女優としてデビューしたのは、モデルをはじめてから4年後のことでした。

 美しいものを見る眼を持ち、カメラマンとして創造する立場を目指していた大塚さん。今でも写真や料理など、「創ること」を趣味としています。
 女優もまた「創りだす」職業。
 大塚さんの魂が共鳴したのは、当然の成り行きだったのかもしれませんね。

 その後1998年に詩人の三代目魚武濱田成夫さんと結婚。翌年には長男を出産します。しかし結婚生活は長くは続かず、2001年には離婚が成立しました。

変わったきっかけ
田辺誠一さんとの再婚。手に入れた「自然体で生きられる家庭」と、女優としての転機


 大塚さんは2002年、俳優の田辺誠一さんと結婚します。田辺さんは幅広い役柄を演じる実力派俳優で、最近は「画伯」としてLINEスタンプなどが人気を呼んでいます。
 田辺さんは、「誠一」という名前がぴったりと言われるほど、誠実な人柄だとか。

前夫との結婚を「後悔するような生き方はしていないつもり…。その時々で真剣でしたから
出典:http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/interview/2004/sun040201.html

 と回想する大塚さん。
 田辺さんとの結婚生活は、

根本的に感じ方が似ているんです。1つの状況に対して、価値観が同じという感じで、普通にしていられるんです。
出典:http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/interview/2004/sun040201.html

 と穏やかに語ります。

 忙しい生活の中でも、基本は「手作り」。大塚さんは料理も得意で、主婦業もしっかりこなしています。
 大塚さんと田辺さんは、夫婦そろってCMに登場することも少なくありません。
 ユニクロや大塚家具のCMでは、スタイリッシュでありながら心なごむ温かな雰囲気が注目されました。

何ら繕う必要がないので、私も彼といてラクです
出典:http://mdpr.jp/review/detail/1429377

 と語る大塚さん。
 さまざまなタイプの女性を演じる仕事に集中するうえで、家庭では飾る必要がなく、素のままの自分でいられることは、とても大きな意味があるのです。

 また、女優としてのキャリアを順調に積み、演技力も評価されています。
 女優として飛躍するきっかけとなったのは、昭和ドラマの巨匠、久世光彦さんとの出会いだったそうです。

役者というものはこういうものだとか、立ち居振る舞い、人生という意味でもいろいろなことを教えていただきました。
出典:http://xbrand.yahoo.co.jp/category/entertainment/10713/1.html

(こうのまちこ)

▶▶【後編へ続く】:「ムカつくことはぶった切る!」再婚を経て、大塚寧々がたどり着いた家族の風景【後編】

新たな “視点” で、
昨日よりもちょっといいワタシに。
―――― eyes.+