【後編】夫の裏切り、謎の失踪、記憶喪失。「ミステリーの女王」アガサ・クリスティが孤独を乗り越え、たどり着いた境地とは

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今と、これから
数多くの作品を残した「ミステリーの女王」は永遠に

 謎の失踪事件と辛い離婚をきっかけに、ますます内向的になったアガサですが、その分静かな環境で創作に没頭します。メアリー・ウェストマコットという名義で、ミステリーとは別に女性の孤独や内面を描くような作品で支持を得ました。

クリスティ自身は自伝のなかで、それを「集中を乱すものをすべて排除する勇気」とよんでいる。すなわち、群衆を嫌い、騒音から逃れ、ラジオと映画とレコードを拒否し、酒を呑まずに煙草を喫わないことをもって、彼女は「集中」を勝ち取ったのだ。ようするに自分にあわないものは徹底して嫌うこと、これがクリスティの異常な犯罪構造を確立するための創作術だったのである。
出典:http://1000ya.isis.ne.jp/0664.html

 今では誰もが知る大作家となったアガサ。1976年に86歳でこの世を去るまで200以上もの作品を残し、「ミステリーの女王」とまで言われる存在となりました。エルキュール・ポワロや、ミス・マープルなど名探偵たちが活躍する魅力的なストーリーの数々は、今なお多くの人々に読み継がれています。

アガサ・クリスティといえばミステリィ・ファンならずとも知らない人がいないほどの「ミステリィの女王」である。彼女の作品は100カ国語以上の言語に翻訳され、世界中で10億部、聖書とシェークスピアの次によく読まれているという。クリスティはギネスブックで「史上最高のベストセラー作家」に認定されているほどである。
出典:http://mysteries.nomaki.jp/cristy01.htm

 数々の名作を生み、亡くなったアガサ。最後の執筆は1973年……83歳のときと言われています。その年でもまだ斬新なアイデアと先が読めない展開で読者をうならせていたとは、本当に驚きです。
 また、ドラマ、映画、舞台と、原作として使われる作品も多く、何かの機会で一度は目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。海外ミステリーの中でも、簡潔でわかりやすい描写とドラマティックなストーリーで知られるアガサ・クリスティの推理小説、ぜひ一度試しに原作を読んでみてはいかがでしょうか。謎に満ちた「ミステリーの女王」の素顔が、垣間見えるかもしれません。
(小森矢 羽美)

キラリと輝く名言

わたしには三つの宝物があります。 これを守り、大事にしよう。 一つ目は、愛。 二つ目は、けっしてやりすぎないこと。 三つ目は、けっして世界一になろうとしないこと。

新たな “視点” で、
昨日よりもちょっといいワタシに。
―――― eyes.+