結婚したいのにできない…。人生最大のジレンマに悩む女性へ。美の専門家・齋藤薫からのメッセージ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今回は、女性の美を追求し続け、研ぎすまされた感性で、女性の内面を見つめる美容ジャーナリスト・齋藤薫さんの、珠玉の言葉が生み出されるその生き方を見つめます。

ワタシのあの頃
暗闇を歩いているような漠然とした不安感。それは結婚願望の裏返し

 出版社勤務時代の20代。齋藤薫さんは、仕事で忙しくも充実した日々を過ごしていました。しかし、いったん自分の人生を見つめ始めると、心もとなさや、とまどいがこみ上げてくるようになりました。何に悩んでいるのかさえわからない、漠然とした不安感。今振り返ると、「結婚願望の裏返し」だったのかもしれない――。

女の結婚願望は、この花嫁姿の呪縛のみならず、同僚、友人の結婚、親がかけてくるプレッシャー、出産への義務感など、いろんなものによってたかって、歪まされている。そういうものがふっとほどけてきた時こそ、女の結婚適齢期・・・・・・そういうことなのかもしれない。
出典:http://i-voce.jp/

 20代のときに切望した結婚への憧れでしたが、30代に入ると不思議と力が抜けてきました。経済力も身につき、20代に悩み抜いたおかげで生きていく力もつき、心に余裕が生まれた、そんなときに、結婚適齢期が訪れたのです。

女を意外なほど進化させるのが、じつは〝結婚願望〝。結婚したいのにできない、幸せになりたいのにできない……人生最大のジレンマにもがき苦しむことで、女は鍛えられ、人としての奥ゆきをもつ生きものなのだ。
出典:http://frau-web.net/

女は20代から30代前半くらいまででほとんど一生分の悩みを悩んでしまい、そこでギリギリまで自分を追いつめるから、悩みに対する免疫がけっこうできてしまうんである。
出典:http://i-voce.jp/

 齋藤さんは、1人の女性として、他の多くの女性たちと同じように、結婚や仕事で迷い、とまどい、焦り、そして将来の自分像が揺らぎ、不安になりながら、それぞれの年代を過ごしてきました。齋藤さんはとことん悩み抜き、逃げずにいつも自分で答えを探り出して きたにちがいありません。

 齋藤さんの言葉に、多くの女性が共感し引きつけられるのは、真剣に悩み続けた人だけが紡ぐことができる、正真正銘の言葉だからなのでしょう。

変わったきっかけ
ちゃんと悩んで、考えて、前に進む。そうしないと、結局人は幸せになれない

化粧品

 30代で会社を辞め、フリーのライターとして独り立ちした齋藤さん。化粧品の効果などをコメントする美容ライターとして活躍していました。でも、また心がもやもやっとしてきたのです。そして36歳のとき、自分が本当にやりたいことに気がつきます。美容を通して、本当の意味で人を綺麗にする仕事がしたいのだと。

『あきらめる』の対極にあるのが、『考える』だと思うんです。一人一人が個性を持っているから、何をしたらいいかは自分で考えなくちゃいけない、見つけなくちゃいけない。自分で探っていくしかないんです。それを考えない、つまり見ないようにしたり、億劫がったりすることが、心のたるみにつながるのかもしれません。
出典:http://ourage.jp/c

 齋藤さんのクールで媚びることのない言葉には、「心をたるませてはダメよ」というメッセージが含まれているのでしょう。背筋がピンとなるような、洗練した知的な言葉の数々には、辛いけれど、結局自分で悩み乗り越えないと幸せにならないのよ、とそっと応援してくれているように感じます。

 40代後半になると、50代になる自分に対して、またとまどいや不安が襲ってきました。齋藤さんは、10年単位で、何かに迷い、考え、解決をしてきたのです。

悩めるうちが幸せ。悩むことにも幸せあり。それもまた揺るがぬ真実なのである。
出典:http://i-voce.jp/lifestyle/saito/0606/

今あらためて言いたい。前向きになれない人は、やっぱり幸せになれないのだと。人生、前に進まないのだと知ってほしいのである。
出典:http://i-voce.jp/

 齋藤さんは、悩みから逃げず、向き合って解決すること以外からは、人は成長できないということを、身をもって体験してきたのでしょう。多くの女性が一度は必ず足止まる「幸せって何だろう?」という疑問に、女性の本質をとらえ、冷静に答えてくれる卓越した言葉には、齋藤さんそのものの生き方が表れていると、感銘せずにはいられません。

今と、これから
もっと、もっと美しくなるために。美への追求はずっと続く

出典:https://www.cosmo-thecard.com/

出典:Eutopia

 美容コラムニストの第一人者として成功し、家庭もしっかりと築き上げ、50代となった齋藤さんですが、内なる美を追求する旅は今も続いています。

 50代になり、ようやく人生を楽しむ時期がきたといいます。仕事とは別の、もう一つの人生を始めるのにふさわしい大切なものをようやく見つけ、久しぶりに力が湧いてきているそうです。

“成功”は、成功したからとそこで止まってしまうと、いつか消えていく。前に進んでいくためのエネルギーに他ならないのだ。“なりたい女になること”も、なって終わりじゃなく、誰から見ても素敵で誰からも愛される女性になった時、人生が面白いようにいい方向に動きだす。(中略)いずれにしても成功とは、いいほうへいいほうへ進むための力の源泉にすぎないのだって、そう考えてほしい。
出典:http://i-voce.jp/

ともかく“成功”自体は必ず終わりがくる。だから“形ある成功”より、まずは決してなくならない自分の中の成功、女はそこに力を注いでみるべきなのだ。
出典:http://i-voce.jp//

 齋藤さんの「本当の意味で人を綺麗にする」追求は、人生そのもののように感じます。外見の美しさと、内面の美しさのバランスが取れてこその、真の美しさ。美しさを追求することは、己を探っていく旅なのかもれしません。そして、女性は一生この旅を続けるのでしょう。

“女の開花”は才能を世間が認めた時にやってくるから、才能さえあれば60代70代だって開花できる。
出典:http://i-voce.jp/

 真の美しさとは何かを語る齋藤さんを通して濾過された、純粋な水のようなつややかな言葉の数々。その水で少しでも美しい花を咲かせたいと希望が沸いてきます。(永倉佳代子)

キラリと輝く名言

美しく咲き誇ってこその開花。それだけクリアすれば、いつ咲いてもいい。チャンスは一生続く。

新たな “視点” で、
昨日よりもちょっといいワタシに。
―――― eyes.+